害○

■庭の花壇に種を蒔いたマリーゴールドが瀕死の状態だ。
発芽して喜んでいたのがしばらくすると妙に数が減っている。
ちっちゃな枝や葉っぱが落ちていたりするのでよくよく見たら
つまようじを土に挿したかのような、
茎だけになった無残なマリゴの姿があちこちにあるではないか。
茎の切り口を触ってみるとぐにゃぐにゃにはなっておらず、
腐った等とは考えにくい。猫、鳥、烏…!?
ネットで検索してみると、マリゴはナメクジの大好物で、
一晩で食い荒らされる被害も日常茶飯時らしい。
な、なに〜!ナメクジだと〜〜!!不届き千万、
ぶぶぶぶっ殺してやる!と息巻いて
その晩、雨の中を懐中電灯片手に見回りに出てみた。
が、どうもいないようだ。
おかしいなと首を傾げた翌朝、マリゴを覗き込むと
二匹のダンゴムシが葉っぱにかじりついているではないか。
がーん!ダンゴムシだったのか…。そういえば検索の時に
その言葉もちらほら見たような…。
うちにはダンゴムシがわんさかいる。
植木鉢やレンガの下にいるし、
ほったらかしてあるワイヤープランツの茂みの中は
ダンゴムシの大ホールだ。
今まで気に留めてなかったのは、害虫という認識がなかったからで
子供の頃から遊んでいたから、
不快害虫(特に害はないが不快さをもたらす虫)
とすら思っていなかったのだ。
調べてみると、実際ダンゴムシは善玉か悪玉か微妙で、
落ち葉を良質な土に変える働きをするので
ミミズと同じく土の掃除屋さんでもあるが
新芽を食害するので一方で疎まれているのだ。
さて我が家に於いてダンゴムシの処遇をどうするか。
なるべく薬は使いたくないし…。
明日の土曜は園芸にあてるつもりなので
作業しながら考えよう。