バイクのメーターランプのLED化

カワサキ ZX-9Rのメーターランプが一つ切れたのだが、
メーターの裏側に電球のソケットらしきものがないことから
もしかしたら交換不可なのか?と思って
長いことほったらかしにしていた。

パーツリストを見れば部品が交換可能なことも
すぐにわかったはずなのだが、
頭がウェッジ球の時代で止まっていたのだ。

ふとした折に「ZX-9R メーターランプ」で検索したら
LEDに換装した記事を見つけたので、
ありがたく感謝しながら真似てみることにした。

みんカラ”のその記事はとても親切なので
ほぼそこを見てもらえばいいと思う。
ここでは補足的なことを書き記したい。

まずT3バルブの購入だが
amazonでいろいろな商品のレビューを見比べると
かなりの確率で不具合品が混入しているように思えたので、
いくつかだめでもあきらめの付くような個数・値段のものに
しようと思った。

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購入したのはNAKOBOの
T3 LEDバルブメーター球(T3-1SMD3030-WT-10pack)。
12V汎用のホワイト色、10個入って799円だ。
件の記事でのものはもうちょっと高い。
純正のT3電球だともっともっと高いので、
このLEDで上手く使えればかなり割安だ。

チップについてはよくわからないので気にしないことにした。
ちなみにこれは3030チップである。

明るさは150LMだがワット数が2Wなので
純正よりも電気を喰う。
そして他のレビュワーによると
150LMもないし2Wも使ってないっぽい。

次に取り付けだ。
僕はT3バルブを扱うのが初めてだったので
刺して回す、という事を知らなかった。
切れた古いバルブを基板から外すときに
回すことをしなかったので、
バルブ基部の出っ張りが砕けて飛んでいった。

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外すときは半時計に少し回して抜く。
付ける時は刺してから時計回しに少し回す。

で、僕の買ったNAKABOのT3バルブは
底面の溝が細くて、プラスもマイナスも、
所持しているドライバーだと使えなかった。
かといって精密ドライバーだと刃の巾が心もとない。
まぁ、持っている中で
一番小さいマイナスドライバーをあてがって
無理やり回したんだけど。

T3バルブは外見からはプラスとマイナスの極性がわからない。
LEDの極性を調べるには導通検査をする、と
web上では散見されるが、
テスターをどう当てても全く反応しないので
テスターで調べることは不可能だと思う。

結局、取り付けて点灯しなかったら逆に付け替える、
という方法を取ることにした。
つまり基盤をケースに収めないで、点灯チェックをするのだ。
ただ、ハイビームランプは
一度セルを回さないと点灯しないのが難題だ。
排気音の関係で、駐車している場所では
エンジンをかけられないので、
ハイビームランプに関しては、
試運転して、点かなかったらもう一度調整することにした。

結局8個取り付けたが、不良品は今のところない。
長期的に使用してどうかだが…。〈おしまい〉

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