持病

■ちょっと風邪気味なので、数日間マスクをして過ごした。
■そろそろ話題として出てくる頃でもあり、マスクをしていると
「花粉症持ち?」と聞かれたりもするが、僕は花粉症ではない。
近年、目がしょぼしょぼしたりして「今年はいよいよ来たか?」と思うのだが
認めてしまうと本格的に持病になりそうなので
パソコンドライアイだとか何とか自分に言い聞かせている。
花粉症でない事はたぶん、花粉症の人から見たらすごく幸福な事なんだろう。
でも僕は子供の頃、ぜんそく持ちだった。
発作が出る夜はとても辛かった。
ぜんそくに縁遠い人にはわからないと思うけれど、
ぜんそくを持っていると思い切り運動できない。思い切り笑えない。
そういうのが人格形成の時期にあるというのは我ながらかわいそうである。
ただ、たかだか小学生でありながら哲学的になったりもするから、
思慮分別とかいう点においてはプラス面もわずかにあると言えるかもしれない。
そんなわけで、ぜんそく持ちだったから大目に見て、と言うと
両方持病な人に失礼ではあるが、
肉体的ハンディキャップという事については、
その気持ちを充分理解できるつもりでいるので
本当にがんばってくださいと申し上げておきます。