エアフォース・ワン

「スピード」を酷評した後なので
矛盾が生じないか心配だが「エアフォース・ワン」である。
この映画もまた、米国と日本では見方に温度差があるだろう。
大統領がスーパーマンだからである。
しかし、「よっ、大統領!」とよく言うように(違
米国ではそれでいいんだと思う。
ロシアへの内政干渉や側近のアバウトさ等
嘘臭いところは山ほどあるが
ヒーロー物だからそれでいいのだ。
しかしまぁ、良き父である事を公務に優先させるのはすごいし
それが許される=それが求められるのは
大統領が全米国民の父なる存在だからかもしれないけど
家族を守る事と、そのためなら何してもいい事とは
必ずしも同義ではない事を
タカ派の人は考えてほしいものである。
たぶん子供でもわかる事なので。
ちょっと違う話だが北朝鮮の核保有問題、
僕は北朝鮮という国が嫌いだし
彼等の軍備や核実験には強く反発したいが
保有に関する屁理屈は、
屁理屈なりに理屈が通っているのではないかと思う部分もある。
米国を頂点とする、保安官の仮面を被った商人達のやり方は
やっぱり強引だし都合良すぎると思うのだ。